女性患者さんがドクターに求めるもの 2005.6.4
先日ご紹介したアメリカの美容外科番組で、ドクターが
「美容外科医は、外見も重要です」といっていたのが私の心の琴線に触れました。
(おととしくらいまで『ことせん』と読んでハジをかいていました。うは〜)
みなさんはどう思われますか?
自分の体に触れ、メスをいれる美容外科医は、やはり外見も重要だと思いませんか?
普通の大人の女性は、特殊な職業の方をのぞき、ぜんぜん知らない人に
「大勢の前で裸になって触れられる」シチュエーションはありえません。
あるとしたら、韓国式あかすりのときか、病気の外科的治療か、出産のときか、美容外科で手術を受けるときくらいではないでしょうか。
美容外科で手術台に乗るときは、女性の人生における大きなステージのひとつ、とも考えられます。そのときに、どんなドクターが自分の体を触るのか、気になりませんか?
どんなに技術力があっても、会話上手でも、フケだらけの頭で目やにがついていて、
「さあ、消毒しますよ」といわれたら全力で
「その前にお前が風呂に入れよ!」と突っ込んでしまうでしょう。
たとえば目のカウンセリングの時に、鼻毛の伸びた顔がずんずん近づいてきたら、ジョイナーばりのダッシュで診察室から逃げ出したくなりませんか?
さっき食べた餃子の息でカウンセリングされたら、バシルーラの呪文を唱えたくなりませんか?
人間誰しも本能的に「手が届くくらいの距離」を超えて接近してくる人には、よほどの信頼関係がないとストレスを感じるそうです。
ましてや不潔感漂う人物だと、そっちばかりが気になってしまい、信頼関係どころではありません。
信頼関係が築かれていて
「この先生ならおまかせ」と思えるドクターなら、多少鼻毛が長めでも鼻息がかかっても平気でしょうけれど、まだ信頼関係の築けていないドクターだったら、
「いやぁぁぁ! 生理的にダメ!」 が普通の女性の反応でしょう。
こんなことばっかり書いているとドクターにも嫌われそうですけれど、やはり外見と清潔感はAランクでいて欲しいですよね。
何も眉まで剃って書いて、とはいいませんが、せめてヒゲの手入れをきちっとして、キレイな白衣をぴしっと着て、石鹸のニオイがしていて欲しい。
時には目を合わせてにっこりして欲しい。
ボディも適度にシェイプアップしていて欲しい。
欲を言えば自分自身も美容整形を積極的に受けていたりして、シワのない若々しい顔だったらさらに高感度アップです。
「この人になら、どんなに触られてもいい」と思えるドクターの手術なら、肩の力を抜いて最大限リラックスして受けられますから、手術中の痛みや不安も最小限で済む、ということもあるのではないでしょうか。
私達は、「夢を抱いて」手術台にのぼります。
そこでメスを振るうドクターは美を作る仕事に携わっているのですから、外見でも患者さんに「夢を見させて欲しい」ところです。
メールを読んでいてほほえましく思うのは、
「先生の顔が近づくだけで、血圧や脈拍が上がってしまいそうです(*ノノ)」
これには読むこっちもデスクトップの前で (*ノノ) となります。
このような方は、術後の経過観察もきちっと通いますし、なにより診察や通院、ダウンタイムそのものすら楽しんでいらっしゃいます。「先生のためにがんばります!」と最後が結んであったりします。
「この人になら触られてもいい」 が「むしろ触って欲しい」なのですから、ダウンタイムなんて物の数に入らず、次の手術に進むのも早い傾向があるようですね。
かくいう私も、皆さんに会う機会が増えましたので、わりと外見に気を使うようになりました。
「あれだけ美容整形して、あの程度?」と、がっかりさせたくないのです。
「あの人、あのドクターが執刀したんだって。たいしたことないよね〜」
では、ドクターにも悪い影響が及ぶかもしれませんから・・・ね。
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