”おなかが空いている”ではなく、”心が空いている” 2005.7.17
オフ会その他で、脂肪吸引を希望する方や、吸引後の体重管理に悩む方と実際にお会いする機会が増えました。
自宅に何日も泊まった方もいたので、24時間一緒に生活するうちに、いくつか気づいたことがありました。
これは私自身が、以前62キロという体重を誇っていた頃と共通する部分が多いので、書いていて耳が痛いのですが、
昔はやせていたのよ”という話を好んでする。
体質やそのほかの”やせない理由”を探すことに熱心。
そんなに食べていない”と否定する。
食べ物を常に身の回りにおいている。
「今日はいいのよ」という日が多い。
汗を流す運動を好まない。
「飲むだけ簡単」というサプリの広告にのみ、目を輝かせる。
不安や不満を探すのが好き。
また、「○○(運動など)はいいわよ」という話をすると、一瞬で否定されることが少なくないですね。
いわく「仕事が忙しい」「暇がない」「熱いからやりたくない」「食べないと倒れる」などなど。
ストレスによる過食も大きな原因のひとつです。
”おなかが空いている”のではなく、”心が空いている”状態を、簡単に満足感の得られる食べ物で満たすということを、無意識に続けている場合もあります。
このあたり、”ダイエットがうまくいかない理由” (大和出版 松本直美著)に非常に詳しく書かれていました。 一部引用してみましょう。
「私たちは、ダイエットをする前に、心の問題を解決しなくてはなりません。ダイエットを成功させるも失敗させるも、心の持ち方一つです。
今、はっきりといえます。
カロリー計算で、私たちはやせません。
自分に劣等感を持っている限り、ダイエットはうまくいきません。
ダイエットにとらわれているかぎり、不健康な食欲に振り回されます。
しっかりとした自分を持たない限り、体重の増減がくりかえされます」
この方も、30キロ台から60キロ台までの、異常な体重増減に悩んだ経験をお持ちです。
振り返ってみますと、私も「ダイエットをしなければ」「体重を減らさなければ」「○月までにやせなければ」と強迫観念のように思い込み、あらゆるサプリに手を出していた時期は”不健康な食欲”に振り回されていましたね。下腹部も常に張っていて、不快な感じでした。
神経質な当時の夫からのストレスで、隠れてどっさりと甘いものを食べて、心を満たしていたののですが、甘いものを食べると、不思議と心が落ち着くのです。
しかしそれは”空腹を満たすための食事”ではないので、空腹を感じる前に再び手を出すことになっていました。
枕元には、常にビスケットやクッキーが並んでいて、いつでも食べられるようになっていました。
その夫と別れ、自分を”こういう人”として等身大で認められるようになってからは、せいぜい1キロ単位くらいでしか体重は増減しなくなりました。
「サプリメントや自分を苦しめるダイエットでは、体重を維持できない」と気がつくまで、自分を認められるようになるまでに10年近くかかりましたが、生まれついて49キロの方よりはずっと”苦しむ人たちの気持ち”がわかるので、結果として貴重な体験だったと感謝しています。
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