自分に厳しく! 術後のボディライン維持 2005.4.21
(体質的に太らない、一部の人を除き)
中年以降に差し掛かると、なぜ多くの人が太るのか?
基礎代謝量の低下など、太る理由については諸説ありますけれど、要するに「自分が必要としているカロリーよりも、口に入れているカロリーの方が多い」のです。
一週間水だけ飲んだとして、一キロもやせない人がいたとしたら、それは体内で光合成ができる人か、根っこで地面から養分が取れる人でしょう(笑)
男性よりも女性のほうが必要とするカロリーが少ないのですから、夫婦でも同じ量の盛り付けをしていれば奥さんのほうが太ります。
ましてや、子供やだんなさんが食べ残したおかずを「もったいない」と口に入れていては体重増加に拍車がかかります。
「太ってしまった」ので脂肪吸引を受けた人は、今までに口に入れていたカロリーが過剰だったために太ったのです。
術後もその体型を維持しようと思うと、加齢による基礎代謝の現象を差し引いた分+今まで取っていた過剰な分の摂取を減らさなくてはなりません。
そして、高いお金を払ったのですから、意識の改革も同時に行わなくてはならないんです。
私自身、過食症で食べ続け、半年で10キロ以上太っていた時期があったのですが、当時は
「私は食べなくても太ってしまう体質。この圧迫下着は締め付けがよくないから着ない。誘われたら食べないわけにはいかない。三日間ダイエットしたから今日は食べてもいい。仕事が忙しいから、たくさん食べておかないとダメ」
という風に、常に何かに責任を転嫁していたように思います。
そしてとどめが「昔は細かった」です(笑)
これに付き合わされた周りの人間は、さぞかし迷惑だったと思います。
今になって冷静に思えば、ご飯を減らしても間食していたから太ったのだし、ゴムのスカートの枚数を増やしていたからますます食べられたのだし、誘われても必要以上は食べなくてもいいのだし、リバウンドを起こすだけの短期間ダイエットの繰り返しもしなければよかったし、仕事が忙しくても太らずに続けられる量の食事をしていればよかったのです。
「必要以上に食べなければ良い」ということに気づき、10キロ以上減った体重を脂肪吸引後から3年の間維持していますが、
「腹部の手術をしましたが、まったく効果を感じません。再手術をしてくれるクリニックはありますか」
というお問い合わせが引きも切らないところを見ると、やはり食べ過ぎによる内臓脂肪に悩む方が少なくないことをひしひしと感じます。
「私はそんなに食べていないのに」と、根拠もなく力説する前に、自分が一日のうち、いつ何をどれだけ口に入れているかのメモを克明に取ると良いのです。
水だけ飲んで太る人は、絶対にいません。
自分が「少ない」と思い込んでいる食事のカロリーが、現在の自分が一日に必要とするカロリーを上回っているから太るのです。
このことに気がつくと、ドクターの技術や、体質のせいにすることもできなくなります。
「取り残しがあるんです」 「食べてなくても太るんです」という前に、自分が摂取しているカロリーについて真剣に考えてみてはいかがでしょうか?
元祖デブ出身の私は、厳しくそう思います。
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