ダウンタイム・プラス思考のカウントアップ 2004.9.22
すでにご存知の方も多いと思いますが、ダウンタイムとは、手術後の回復期間のことです。これを書いている現在、私自身がダウンタイムの真っ只中なのですが、今までの経験から不安や不満もなく快適に過ごしています。
仕事の方も、運良くスタッフがそろっているので当分お休みできそうです。スタッフがいないときは二ヶ月も休めないことがよくあるので、休めるときに休もう、と思ってのんびりしています。
楽しく過ごすコツは、楽しいこと、おもしろいこと、笑えることを探すこと。これはもう、アンテナさえめぐらせればタダでできますから、本当に安上がり。痛みがあって元気に動けない状態を逆手にとって、ありきたりな日常から「俺的おもろいニュース」を掘り出すのです。参考にはならないと思いますが例をあげてみます。
その1・玄関にいたコメツキムシを観察する
(つかまえて逆さにすると、胸部の関節のうごきでぴーん!と跳ね上がる虫です。跳ね上がってまた裏返しになってジタバタしているコメツキムシに「それで、お前は結局何をやりたいんだ」と突っ込むと楽しいです)
その2・近所の公園でザリガニ採りをしている子供たちをからかう
(生きたイセエビを持って子供たちの後ろを「すげえ! こんなの採れたよ!」と叫びながら走り去ろうと思いましたが、ネタ的に経費がかかりすぎるのでやめました)
その3・近所のスーパーの階段を一段登るごとに違う顔で痛みを表現する
(5段目ぐらいでネタがつき、同居人がツボにはまって悶絶しました)
その4・風水カレンダーで「今日のラッキーアイテムはクリスタル☆」と書いてあったらすかさず
「あっあ〜 はってしっない〜 ゆ〜めをおい〜つづけ〜ぇ〜ぇ」と熱唱する
(この手のネタは20代の子がついていけないので自粛します)
その5・レストランでウェイトレスさんの言うことを無視してプチ不良になる
(「鉄板お熱いので触らないようにお気をつけください」といわれた鉄板を、彼女がテーブルを離れた瞬間に触って男気をアピールします)こんな感じです。なんてったって経費はタダ!
今回の手術法では恒例の水死体ごっこ(むくみ部分を押すと戻らない)が楽しめなかったのでほかに視点をむけたのですが、術後の最初の山である一週間目もこうやって本当に楽しくすごせました。
手術直後、「体重が増える、痛い、腫れる、かゆい、思ったとおりに動けない」状態は、視点を変えてみれば体重が増える=一時的に太った自分を想定できる、痛みがある=つらい人の気持ちが理解できる、腫れる=明日はこれ以上腫れない、かゆい=ずばり回復の証、動きが制限される=今まで気づかなかった視点で周りが見られる、ということ。
楽しいこと、つらいこと、そのいずれもカウントアップすればどんどん増えていきます。それならば、楽しいことをカウントアップしたほうが、よっぽど精神的にプラスになるはず。笑うことによって、免疫系の強化や痛みの感じ方の軽減、腹式呼吸による血行の促進などの効果があることがわかってきたのはごく最近のこと。
そうと知ったら、ダウンタイムは楽しいことを積極的に探して、タダで少しでも早い回復を目指してみませんか?
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