脂肪吸引の精神世界?  2005.11.25

先日、とある占いサイトの管理人さんからメールをいただきました。
リンクをしたことについてのご報告だったのですが、私が興味を持ったのは
「リンクをした理由は推薦文を読んでいただければわかると思います」という一文でした。

さっそくそのページを開いてみますと、
”メスを入れる美容整形、一見精神世界とは真逆の荒療治こそ心と真摯に向き合うことにある。管理人のキョーレツさは感動するほど魅力的”爆笑させていただきました。
「そうかあ!! 
今まで誰もいってくれなかったから気づかなかったけど、私ってキョーレツだったのかあ!!」それはおいといて、そうです、そのとおりなのです。
痛みを伴う荒療治であり、心と(貯金残高という現実と)真摯に向き合うことなのです。運営以来、いろいろな相談に乗っていますと、「ああ、この人は術後に苦労しそうだな」という人のカンどころがわかってきます。

受けてはいけないと思うのは、どんな状況からもいくつもの不満を探し出し、何倍にも膨らませる人です。無記名の掲示板やメール限定で一人活躍する傾向が強いタイプです。

こういう考え方の持ち主ですと、手術が無事に終わっても手間隙かけてNGを探していきます。

そういう状況の方に、私が心の底から同調して「大変ですね」と心配するかといいますと、答えはノーです。不満探しの旅に出たり、
悪口をいったりする暇があるのなら、その時間を使って何か”良くするためのこと”をすればいいのにねえ・・と思うだけです。

無害な脳内麻薬を大量に出してくれる笑いと違って、ストレスは痛みを より強く感じさせ、免疫の低下すらもまねいてしまいます。以前コラムにも書きましたが、自分の体や体験なんて「自分が思っているようにしか見えない」のです。

痛くて回復に時間がかかるのが当たり前の状況から、さらに痛い、遅いと思い込むのも自分ですし、「まあ、こんなもんでしょ」と軽く流すのも自分なのです。痛みと不自由な生活の中では、いやおうにも強く自分自身と向き合うことになります。
自分が望んでいなくても、病床から出られない人は、どれほど強く不自由な自分自身と向き合っていらっしゃることでしょうか・・。それに比べたら、美容整形で床に伏せるのなんてほんの数日です。
しかも、それは自分の意思によるものです。

美容整形を受けられるということ=いい年した大人なのですから、短いダウンタイムを心を腐らせることに使わず、今までの普通の生活のありがたみや周囲の人の親切心をを知ることに使いたいものです。

コラムインデックスへ