2006.2.16 バレンタインに彼氏とおそろいの目・鼻にしたい?

愛の告白、チョコより整形=バレンタインデーで過熱−中国上海市

【北京13日時事】14日のバレンタインデーで愛の告白に使われるのはチョコレートや花束だが、中国を代表する大都市、上海市では美容整形がブーム化している。若いカップルが手術を通じ、鼻や目の特徴を共有するなどしてきずなを強めているという。13日の中国英字紙チャイナ・デーリーが報じた。
同市内のある整形医院では、バレンタインデー直前の時期から美容整形に訪れる女性が普段より倍増する手術ラッシュが続いている。ブームを当て込んだ手術の格安パックを売り出す病院も登場した。  (時事通信) - 2月13日19時1分更新


中国ではバレンタインデーに合わせ美容整形が流行
 [上海 13日 ロイター] 中国ではバレンタインデーの時期に、恋人のために美容整形する人が増えている。
同国の流行の発信地である上海の美容整形クリニックでは、バレンタインデー前に客足が伸びたという。
上海でも有数の整形クリニックである上海康奥整形医院のマーケティング・ディレクター、パン氏は「バレンタインデーシーズンは客数が1.5倍になった」と述べた。
同院を訪れる年間1000人以上の客の約95%が女性だという。最も人気があるのは、眉の形を整えるものと、目を大きく見せるために上まぶたにひだを加える二重まぶた手術。
手術費用は、二重まぶた手術が800元(約1万2000円)、鼻の整形が1000元、脚の脂肪吸引が4000元と、地元の相場と比べるとかなり高め。だが、伝統的なお見合い結婚ではなく自由な恋愛をしたいと考える多くの人々にとっては、費用は問題ではないようだ。
上海康奥整形医院のパン氏は「人々は相手を見つけるために美容整形を受けています」と語った。
(ロイター) - 2月14日14時14分更新


先日見つけたニュースです。中国の男性が大胸筋のように見せるためのバッグを胸に入れたり、といったニュースは今までにも目にしたことがありましたが、バレンタインにカップルで美容整形というのは初耳です。

「カップルが顔の特徴を共有」という項目に度肝を抜かれました。
こういうサイトを運営していますから、そうそうめったなことではびっくりしませんし、日本でもだんだんと母娘で受けるケースが増えてきているのもほほえましいことだと思っています。

しかし・・ 
中国の恋人たちは、相手と同じ目鼻というパーツを作り出し、共有して喜びを見出す・・
ダウンタイムが終わり、包帯を取った彼氏と彼女は
「ほら、僕の鼻は君にそっくりだ」
「あなたの目も、私の目にそっくりになったわよ」 と微笑みあうのでしょうか?

う〜〜ん。
ヘンなところで保守的な私は腕を組んで考え込んでしまいました。
私の時代でしたら、せいぜいペアルックとか、おそろいの腕時計とか、リングくらいですよね?
それも、あからさまだと周りがちょっと引いたりします。
そこへ持ってきて、顔まで同じに・・・

周りの友人知人は、どういう反応をするのでしょう?
「やあ、君たち、本当の兄妹みたいになれたんだね」 というのは、この国でのほめ言葉なのでしょうか?

むろん、彼らがそれをやることによって幸せになるのであればまったく反対はしませんが、カップルでカウンセリングに訪れて
「僕の目を彼女に。彼女の鼻を僕の鼻に。そっくりにお願いします」
と伝えている二人の様子を想像すると、とても不思議な気持ちになってしまいます。

幸せが続いているうちはいいとして、不幸にも別れてしまったカップルはどうなるのでしょう。
大嫌いになってしまった相手の鼻を、その後も自分の一部として愛せるのでしょうか?

そんなときは手先の細やかな中国のドクターが
「お次は、どんな顔にいたしましょうか?」と笑顔でメスを振るってくれるので、特に問題ないのでしょうか。


お隣韓国でも、昨年何度かドクターとお話していてわかったのですが
「よりナチュラルに・気づかれない程度に」という日本の美容整形と違い、お隣・韓国では「やったことがひと目でわかるような」はっきりとした整形が好ま
れます。歯の矯正に近い感覚です。

ビフォーアフターの画像はWEB掲載が禁止されていますが、美容外科のサイトには日本人でも知っているような超・有名俳優さんが「先生、本当にありがとうございました」とコメントつきの顔写真で微笑んでいたりします。

そのドクターの作品や腕前は、モニター写真がなくとも、現役の俳優さんを見ればわかるのです。
自分の顔をナチュラルに、今よりちょっとだけ明るくなるように整形するのではなく、「○さんのようにしたい」という明確なイメージを持って手術に挑むようなのです。

「日本人の男はやさしいから、女性を顔で差別しない。韓国だと、ブスにはすっごく冷たいのよ」
という町の声もありましたが、”顔を変えることに関する抵抗感”については、中国や韓国との間に大きな隔たりがまだまだあるような気がします。

興味深いニュースなので、続報があったら紹介しましょう。

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