| メソテラピー 10回体験レポート
脂肪溶解注射が世に出てきてからかなり経つ。
「もう脂肪吸引は必要ない」「夢の施術」という趣向の広告もたくさん目にするが、実際のところの効果はどうなのか?
「友達の友達なんですけど、ぜんぜん効果なかったって言ってました」レベルの話はおいといて、きちんとそれなりの回数を受けた人の体験談や画像はないものか?
仕込みは2005年の1月20日。
年明け早々フォレストクリニックにて、院長・藤井先生の施術を受けさせていただいた。

注射液そのものに麻酔が入っている上にハリが細いので、治療前の麻酔はなし。
何度も刺すと針先が鈍って痛みが出るということで、途中で針を変えてくれる。
おかげさまで我慢できないほどの痛みではない。
目的は”くびれ”だけなので、くびれが出現して欲しい部分にのみ集中的に打っていただいた。 痛みや施術後の気分は、その都度違うのが不思議だった。
体調の悪いときだと、少し胸焼けのような感じがしたり、軽い動悸でのぼせ気味になったりすることも。
特に痛かったのが7回目で、ちょっと体をねじるたびに「いてっ!」
翌日までじーんとした、痒いような筋肉痛のような痛みがあった。
「脂肪が薄くなったからかなあ、次回はもっと痛いかなあ」
と緊張した8回目はなんともなかったので拍子抜け。
「先生、前回痛がったから水入れたんじゃないですか?
『こいつなら思い込み効果で水でも細くなるだろう』って」と聞いてみるも
「まさか。毎回同じ薬を同じ量入れてますよ」 と笑われた。 脂肪吸引と違い、何度も受けなくてはならず、その都度腫れるので変化は非常にわかりにくい。
「あれ? すこし薄く、やわらかくなってきたかな?」と効果を感じ始めたのは5回目あたりから。
3週間ごとに受けたから、約三ヵ月半後のことである。
画像を撮ってみると確かに細くなっていたが、言い換えれば、それまでは触っただけでは全く変化を感じなかったということだ。 5回目の時点で右側のほうがぷにっとしているように感じたので、10回のうち2回は右のみ打っていただいた。
痛みは治療した部位を何かにぶつけたときに、「あ、そうか」と思い出す程度。
たいがいの仕事なら普通に出来るし、食事やお風呂など、日常生活の制限もない。
液が重力で下に下がるので、ウエストニッパーやボディスーツを数日着用すると良い。

施術直後。赤く腫れている。ちりちりと焼けるような感じ。
そして9ヵ月半後の10月3日。
特に問題なく10回目、最後の施術。完全に腫れが引いた3週間後に改めて画像を撮ってみた。

5回目と10回目の差はわかりにくいが、パンツの上の盛り上がった部分が若干細くなっているようだ。わき腹はもともと3年前に吸引しているので、効果がわかりやすいのだと思う。
(この間、体重はほとんど変化なし。骨盤のゆがみなおし体操、腹筋などの運動を少々。
ウエストサイズもあまり変化がなく、くびれが出来ているのにズボンがゆるくなったなどの感覚はない。
注射を打ったのはくびれのシルエットにつながる狭い部分のみ、なので、正面からの見た目は変わっても、サイズ的にはほとんど変わらないのだろう)
後日自分で気がついたので加筆。
一番最初の画像のあとに、YAGレーザーによる背中の修正および吸引をしているので、もう少しだけくびれがあったかもしれない。
手を下げた画像がないので、この画像を使用した。
メリット
*脂肪吸引の痛みの比ではない点で、ダウンタイムが非常に楽。 *凹凸の心配がない
*傷跡が残らない。
*一度に高額な手術費用がかからないし、治療回数は自分で決めることが出来る。
デメリット
*3歩進んで3週間後に2・9歩下がる感じ。
腫れが引いた頃に次の治療でまた腫れるので、途中の効果が非常にわかりにくい。
*滑らかに仕上がるが、広範囲の大幅なサイズダウンを望む人にはむいていない。
(くびれの部分のみ、はシルエットに即影響するので、画像での変化がわかりやすかったのだろう)
*これだけでサイズを大きく変えようと思ったら、時間も費用も脂肪吸引よりかかるかもしれない。 *当然のことながら、効果の出方には個人差があると思われるので、10回受けても効果が感じられず、もっと治療回数が必要というケースも考えられる。 脂肪細胞そのものを小さくするので、時間はかかるが、確かに細くなる。
しかし、その都度細くなるという実感はほとんどないので、せっかちな人や「○センチは細くならないと!」というふうに数字ばかりを気にする人にはむいていないだろう。その点は脂肪吸引よりも、受け手を選ぶ治療法かもしれない。
「絶対に手術はできないから、一年をかけてトライしてみよう」という方や、私のように「吸引したけれど、ここだけが気になる」人には、選択肢のひとつとして考えてもらうことができる。
「お顔は非常に効果がわかりやすく、3回も受ければ変わってきます」とは藤井先生談。
それなら「親知らずがたまにうずくんです。また腫れちゃって・・」とか、「お肌をキレイにする注射が合わなくて」などといって、職場の目を交わすという手もあるかも。
注・まれにアレルギーを起こして腫れる場合があるので、この点も知っておく必要がある。
このような場合は以後の注射を中止し、アレルギーを緩和する治療を受ける。 「もう一度、くびれが欲しい!」の夢をかなえるお手伝いをしてくださった藤井先生、本当にありがとうございました!
取材協力 フォレストクリニック |