<わくゴーすっぴん大作戦 寝起きもフルメイク編>

管理人はお化粧が大嫌いだ。

下地から何層にもわけて塗る手間にかける時間があったらごろんと横になっていたいし、汗ばんだときにも上から押さえるようにしか拭けないのもイヤだし、目がかゆくて無意識にこすると落ちるマスカラも、ナプキンでぬぐうと取れる口紅も、お酒を飲むと笑いジワに埋まるファンデーションも許せない。


お世話になった韓国の美家(ミガ)成形外科

そんなこんなでお肌の曲がり角を超特急で通過、IPLという名の塗装をしたりしながら30も半ばまですっぴんで通してきたのだが、さすがになんだか自分の素顔にも飽きてきた。
この歳で、化粧なしで得られる変化といったら、せいぜい飲みすぎでむくんでいるとか、手入れしていない眉毛が太いとか、鼻の頭におできができたとか。。。

「すっぴんで、『おおっ!?』という顔にならないもんなの?」

この素朴な疑問に答えてくれたのが、取材時の韓国で出合ったパーマネントメイクアップ。
(日本では一般的にアートメイク、といったほうが通用するだろう)

案内してくれた女性二人が、アイラインを入れていたのだが、その仕上がりがとても自然でキレイだったのだ。

「やるっ! 私もそれやります!」

両替所に飛び込んで、5万円をウォンに両替すると、驚くほどの厚さの札束がでてきた。
日本での一万円札にあたる10万ウォン札のない韓国では、すべて千円札で支払う感じになる。
分厚い札束を手に、にわか成金の気持ちが味わえるのがとても楽しい。

「これでむかつくヤツの横っ面張り倒したら、さぞ気持ちよかろうのう。おーっほっほっほ」

下品な高笑いをひびかせながら、美家美容外科の戸を開ける。

「術後、特に気をつけることはありますか?」と聞いてみると

「アートメイクは簡単な施術ですが、術後しばらくは顔をこすってはいけません。
コンタクトも禁止、刺激の強い洗顔剤や、あかすりもダメです」

なるほど。ケガをした状態の顔のようなケアが必要なのだな。

まずはまぶたの麻酔。

ちょっとでも目を開けると、麻酔が滲みこんできて痛いので、目を硬めにつぶる。

このまま放置プレイで十数分。
ちょっと寂しい。

しばらくして、韓国語で何か話しかけられる。

おそらく「大丈夫?」と聞かれているのだろうと判断し
「ケンチャナヨ」(大丈夫ですよ)と返す。

いざスタート!