前歯小さく前へならえ!?  管理人2回目のスピード歯列矯正レポ

2004年の11月に矯正を終えた管理人、2009年の春ごろから前歯の浮き上がり具合が気になりはじめた。
右上の真ん中へんの歯を保険適応外の(ここらへんちょっと頑張った)高い義歯に変えたら、少しづつ前歯全体が動き出したのである。

大陸移動説ばりにずんずん動き出した歯は、鏡を見るたびにその隙間が大きくなっていった。
「イヤだなあ」と思う箇所を鏡で何度も見るほど、憂鬱で無駄な時間はない。
しかし、一度は矯正した歯なので、下の歯は自分的にほとんど気にならない。
上だけ、この前歯4本だけを何とかしたいのだ。

「よし、前歯だけでも矯正しよう」

ついに決心し、早速数件の歯科医をカウンセリング。

「これは結構手ごわい、複雑な矯正は噛みあわせが第一。専門医へ行ってください」
「中心がずれている。あごを骨ごと切ってしばらく入院すれば治せます。250万円くらいかかりますが保険適応できます。切るのがイヤならワイヤーで上下矯正、予算は95万円からです。期間は数年かかると思ってください」

・・・自分の予想よりもずっと大きな治療方針をばんばん提案され、検査にも5万円ほどかかって憂鬱になってしまった。
どうしても上下同時で治療しないといけないそうだ。

歯科医として、完璧に治す最善の治療法を提案しているのだろう。
しかし!  気にはなっているが、私の中ではそれほど大事件ではないのである。
中心が少しくらいずれていたってかまわないし、かみ合わせだってそれが原因で頭痛や肩こりに悩まされるレベルではないし、 骨を切ったり入院したりしてまで治す気はないし、牧場作りの真っ最中の今、ちょっとした自己満足に使う95万円+諸費用は高すぎる。

「徹底的に治すべき」だという歯科医に自分という船の舵をがっちり握られた気分になり、途方にくれてしまった。

そんな話をちらっと、取材中のSBC総括院長・相川先生にしたら
「あ、歯科に新しく入った飯島先生がいますよ。すごくお上手ですから相談してみてください」
思わぬところから新たな海路が開けたのである。

「は」ののれんの向こうでスタンバイしている、SBC歯科・飯島実先生。

まずは他でのカウンセリングで言われたことと、自分が思っていることを全部たたみかけてみた。

「上の前歯4本だけが気になるので再矯正をしたいのですが、あごの骨を切ったり入院したりしてまで治す気にはならないんです。
かみ合わせも悪いので調整すべきといわれましたけれど、私にとっては日常生活に支障がないレベルなんです。
そこまでしなくてもいいので、ダメもとで見た目だけすっきりキレイになりませんか?」

飯島先生
「わかりました。かみ合わせはあきらめましょう!」

(゚Д゚) ポカーン

あまりの潔さに、こちらが診察椅子から落ちそうになってしまった。
管理人魂の叫び。
” そうか、私の目的は完璧な治療ではなく、あくまで審美なのだからかみ合わせはあきらめていいんだ! 
どうして誰も、最初にそう言ってくれなかったんだろう!!!”

飯島先生
「ワイヤーで前歯4本だけ動かしていきます。全体を動かすよりも『この歯だけ動かす』というほうが難しいのですが、もともと全部の歯を動かす矯正をしっかり学んでいますし得意ですから、そのプロセスがわかります。
上あごだけの矯正で、ちゃんとキレイな歯並びを作っていきましょう。
審美を目的とする場合は、『自分がどうしたいか』ということが一番大事なんです 」
                       ↑久しぶりに耳にした、黄金の一行。

キャンペーン中というお値段で二度びっくり、当初他院で覚悟していた100万円の1/3くらいか。
期間も半年程度で終わるでしょうとのこと、悩むことなどなにもない。
信頼している相川先生の一押しドクターだし、 んもう即決(´ー`*)
治療承諾書にハンコ押してから細かいことを考えよう。

ワイヤー装着後に「もう違和感があります」といったら
「口の中は6/1000ミリの差を感じ取るくらい敏感です」と言われてびっくり。
近年の歯列矯正には弾力に富むニッケルチタンのワイヤーが採用され、ゆっくりと弱い力で歯を動かすことができるようになったそうだ。
前歯はまっすぐにそろえるよりも、Vの形にすぼめる感じにして少し下の歯にかぶさったほうが美しく見えるということも教わった。

「まずこのコに『動け』という指令をだします」

活字で書くとなんのことやらさっぱりだけれど、飯島先生は歯に対する愛があふれていて「この歯」といわずに「このコ」と言うのである。
自分の歯を「このコ」といってもらえる新鮮な感覚!にひたれるぞ。

そこまで愛する仕事につけて治療にのめりこめるなんて、実に幸せなことだ。
「時間がもったいなくてあまり寝ないんですよ、毎晩3時過ぎまで仕事しています」とおっしゃっていた。


飯島先生の治療スタイルは
「早い、正確、確実、ちょっと痛い」 特に最後が素敵(´Д`)

もちろん治療時は細かく気をを使ってくださるし、
「痛かったら左手を上げてくださいね〜」と声をかけてくれるが、左手の上に何かが乗っていて持ち上がらなかったりしてツボにはまる。

「痛かったら絶叫してくださいね〜」というネタを考えて笑いがこみ上げ、
「もっと大きくお口開いてください〜」と注意された。
治療そのものは寿司職人並みに早いので、毎度今日のネタを考えているうちに終わってしまう。


歯につけるブラケットのアップ。

この先にかかった費用は、月ごとの調整料5000円のみ。
それを含めても、私的には
「こんな治療をこんなお値段で、いいんですか?」と毎回恐縮する矯正期間だった。


なぜか悪魔的なイメージで撮影。

こちらが私の歯に装着される矯正器具モデル。
ブラケット部分も透明で目立たない。
昔に装着した金属のブラケットより違和感のない形状だった。

ワイヤーがあたって痛む部分には、処方される歯磨きチューブのようなワックスを埋め込んでおくと快適。



矯正初日。歯を動かすためのスペースをあけてワイヤー装着。前歯の浮き上がりが目立つ。
違和感があり一週間は硬いものが噛めなかった。
4ヶ月目。上部のワイヤーが少し痛いが、前歯がめりこんで短くなってきた。歯肉が出血しやすい部分を良く磨く。 6ヶ月目。2本の前歯が行儀良く並んだ。いつはずせるかと通院のたびにわくわく。

矯正期間そのものは 2回目とあって、心理的なストレスも一回目の半分以下。
矯正装置もあまり目立たなかったので、「あ、矯正しているんだ」という視線で口元を見られた記憶もない。

こちら二回目の矯正当日、前から全体像。

真ん中に詰まっていたボンドを取ったところ。
やすりをかけて隙間を作った。

7ヶ月目、二回目の矯正終了時。
前歯がこじんまりとかわいらしくなって大満足。
飯島先生から「次は下、やります?」と聞かれ、かなりその気になったが、急な家族の病気で無期延期中。

2回目の矯正前、横から全体像。

7ヵ月後。画像右側の奥の2本は固定したまま、気になる歯だけを移動させた巧みの技。

口元の印象。二回目の矯正前。
前歯が浮いているのが気になり、以前のように手を当てて笑うようになっていた。

二回目の矯正後。
人前でまたのどチンコ全開のガハハ笑いができるようになりました(゚Д゚)V

念願のキレイな歯並びを手に入れたが、オンナとしての大事な何かを再び失った気がする。



こちらは管理人の2002年最初の矯正から現在までの画像経過まとめ。

2002年、何の予備知識もないまま目立たない矯正器具で治療開始。
20歳のころから気になっていた前歯。
ネットで見つけたクリニックへ行き、カウンセリングで「3ヶ月で治します」といわれ大喜びで即決。

治療を続けたが、半年後でもこんな感じ。。。前歯がクロスして痛む。
カウンセリング担当者と話し合って下の歯にワイヤーを入れた。
*私以外のトラブルもあったのか、今は「2ミリ以下のズレのみ目立たない器具で」というところがある。
しびれを切らし結局上もワイヤーに換えてもらい、それでも2年以上かかった。
今見ると、終了時でも歯が浮いているように思う。
そして前歯の隙間をボンドで固定したまま6年が経過・・。
前歯が浮き、歯を食いしばった状態でも普通に呼吸が出来るほどの隙間が気になるようになってきた。
2010年5月、二回目の上顎矯正終了。知らない人に「歯、きれいですね」と言われてうれしい♪
歯をくいしばると呼吸ができないほど隙間も狭まった。
あきらかに一回目の矯正終了直後よりいい感じ!


2002.10 矯正前
2004.11 一回目の矯正終了
6年が経過、前歯のねじれと隙間が出る。 そして二回目の矯正7ヵ月後

良く見ると銘入りです・・
ワイヤーをはずし、矯正の終わった歯に装着する固定装置を受け取って一連の矯正期間が終了。
あとは半年後に経過観察だそうだ。
以下、飯島先生からの注意点。

「寝るときに装着してください、数年はつけておかないとまた歯が動いてしまいますのできちんと守ってください。
ティッシュにくるんでしまうとゴミと間違えて捨ててしまうので絶対にやめてください。
あと、意外と多いのが、ワンちゃんにがじがじ噛まれて壊される事故です」

確かに私も以前、ティッシュにくるんでゴミ箱の中から発見したことがございます(´ω`)
犬は歯ブラシやクシ、靴など、飼い主のニオイが強いものが大好きですからしっかり遠ざけておくべきですね。

取材協力 (お忙しい中画像もいただきました、ありがとうございました)
湘南美容外科・歯科 SBCデンタルスタジオ   飯島実先生のブログ

飯島実先生プロフィール  フォトギャラリー

管理人二回目の歯列矯正を終えての感想

「満足度の高い治療」でした。
「あれもダメこれも治さなければ」といわれ、鬱々と悩んでいた私の「ここだけ治ればいい」という本音のニーズに的確に答えていただきました。

審美を目的とした治療なら少しでも短いほうがいいですし、見た目がそれなりにキレイになれば十分だったのですが、思ったよりもずっと早くキレイに仕上げていただきました。
すっと「前歯が大きい」と思っていたのですけれど、治療が終わってみると気にならなくなりました。
大きな歯は少し左右を削って、歯肉に埋まるような感じに納めれば小さく見えるんですね!
歯を動かす間は歯肉が細菌感染を起こしやすくなるため歯磨き時に良く出血していましたが、治療が終わると治りました。

開いていた歯を寄せた場合、歯肉が盛り上がってなかなか平らにならない場合も往々にしてあるそうです。
半年くらいたつとほとんど目立たなくなるそうですが、それでも盛り上がりがなおらない場合は軽くメスで歯肉を切る処置を行うとのこと。
私の場合も少し歯肉が盛り上がりましたが、今のところ平らになってきていますのでこのままで良いようです。

一度は矯正をしたけれど、また気になり始めて・・という方への応援&参考レポートになればうれしいです。


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