0:36

毎度おなじみ、リカバリールームにて体温・血圧・脈拍測定および術後の投薬の説明。ああ、そういえば前々回の座薬も冷蔵庫に残ってるなあ・・と思い出す。

オーグメンチン・ターゼン(抗生物質・腫れ止め)と軽い痛み止めのナイキサン。そして「人と話すのも苦痛」なときののインダシン座薬。痛み止めは自分が「必要」と判断したときに、痛みに応じたものを選ぶ。

手順を終え、手術室に呼ばれるのを待つ。頭の中は「明日の月一回だけの資源ごみ、ちゃんと出せるだろうか」という不安でいっぱい。
(手術の不安はないのかっ!)



おなじみ、吸引した脂肪をためるビン。

後光差す神の壺に見える。

相川先生、念入りにマジックで印をつける。今回は凹凸の修正がメインなので、いつもより時間がかかる。

脂の乗り具合をたしかめるべく、揉まれ揉まれて築地のマグロの気分を味わう。いい値がつくかしら?

この、マジックで書かれた点線部分が凹んでいるところ。ここ以外の部分を吸引して、なだらかにする。

今回は事前のカウンセリングで「”多少意識はあるが、術後がつらくない麻酔法”と”意識はあまりないが、術後につらいかもしれない麻酔法” どちらにしますか?」と聞かれ、「意識があっても不安はないので、術後がつらくない方をお願いします」と答える。

サノレックスでやせたので、前々ページほど凹凸は目立たないが、それでも左右差はある。

血圧測定。

血中酸素濃度測定。

点滴のハリもすっと入る。準備が終わると次のステップ、硬膜外麻酔。

1:56

一瞬意識が飛ぶ麻酔が点滴で入り、硬膜外麻酔。
意識と無意識のきわどい狭間にいるのだが、ナースさんの手が胸の間にはさまっていて、その暖かさだけが現実世界とのパイプ役を果たしてくれていたので安心できた。
目の前の光景が一枚の板のようになってゆっくり下へ落ちるキレイな幻が見えた。麻酔で一時的に眼球の動きが停止するためらしい。耳はちゃんと聞こえるので、視覚と聴覚に時間差が生じておもしろい。

痛みは今回も感じない。背中が重くなる感覚が一瞬あった。

相川先生ももちろんプロフェッショナルだが、これで3回目の私も麻酔用体位作りがそこそこうまくなっているはずだ!

2:06

胸に張ってあるパッチが心電図測定。このあと、麻酔による震えがでる。無理にとめなくてもいいとのことだったので、遠慮なくがたがたする。小さい声で「腹減った・・」とつぶやいたらカメラ担当に聞かれて笑われた。朝4時半の納豆飯大盛りから何も食べていないのだ。

しばらくすると震えも止まり、脈拍の安定とともに落ち着いた気分になる。


2:11

酸素マスクと目隠しがつく。レーザーを使う手術なので目隠しはまだいいとして、鼻がつまっている私に酸素マスクは拷問!

たまに「ずびばでん!ディッシュくだだい」と叫んで、鼻をちーん! しながら麻酔が効くのを待つ。

尿道カテーテル挿入。管が入る瞬間だけ鈍い痛み。数分の間違和感があったが、手際よい作業と麻酔のおかげですぐに何も感じなくなった。

2:21

背中・脇・お腹の順で消毒薬が塗られる。おもしろいことに、麻酔の効いていない肩はヒヤッと冷たいのだが、わき腹付近はまったく感じないのだ。

このころになると麻酔が効いていて、横になるのもやっと。重い体をナースさんたちにかかえてもらっている。それでもぼーっとする薬がはいっているせいで、恐怖心や不安はない。ひたすらぼーーーっ。
(カメラマンいい仕事してますね☆)

左は私のヒットポイント。麻酔が入った瞬間に攻撃力が一瞬上がっているのがわかる。

右はYAGレーザーの機器。緑色の「レーザーオン」というボタンを押したくてたまらないのはロボットアニメが好きだから。


「背中に道具が乗りますよー」 「はーい」目の保護のためにガーゼで覆われてしまい、何も見えない。


背中に乗ったカニューレやチューブ。


これがYAGレーザーを放出する先端。
細い針の部分が体内に入る。

先生がいないのを見計らって、すかさずガーゼをめくってピース。

この写真が気に入ったので、名刺や遺影はこれにして笑いを取りたいと思う。

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