どっかのあやしい民族衣装のような帽子。
これは耳あてがついているので、術後に顔がえらく腫れたときに隠せる。
クリニックから事前に「帽子があるとよいですよ」といわれたので娘が事前にファッションセンターしまむらにて購入。

15:01

手術室に通された母ちゃん。

「あれ、ゴミ箱の中身が見えていややわ、怖いわー」

ヘンなところでビビっている。

「これ、何?」

「これがワプトスの糸だよ、母ちゃんの頭の中に入るの」

プチ整形なので道具はこれだけ。
この、ワプトスの糸のけばけばが皮膚を持ち上げる。

15:06

マーキング開始。

髪の毛の中なので、ちょっと大変そう。

反対側もマーキング。

息子ほどに若い先生に大喜びの母ちゃん、すでに微妙に表情が若い(笑)

15:08

使用する麻酔のアレルギーチェック。

「多分、今日の治療で一番痛いのはこれだよ。こっから先はなんともないから」と伝えておく。

15:18

静脈麻酔の針をいれ、ベッドに横たわる。

ヘアピンで髪の毛を小分けにし、アルミホイルで束にする。

準備完了。
この、母ちゃんの顔を見ているうちに

「驚愕! 新種のメタリックウーパールーパー発見!」という東スポ風の見出しが浮かんでしまい、涙を拭きながら笑いをこらえた。

あんまりおもしろいので本人にも見せる。

「ところで、さっきカルテみたら、『みゅったらさんの母』って書いてあったよ。みゅったらって、誰?!

「今目の前にいる、アンタが産んだ娘だよっ! 
アンタのしつけが悪かったばっかりに、こんな大人になっちまったんだよっ!」

いまさらながらトホホな漫才を手術室で繰り返す母娘。

ワプトスのイメージ予習。
@からAへ通し、AからBへ折り返して、@の穴に戻す。そこで糸を結び、皮膚の下に結び目を埋め、その上を抜糸の必要のない糸で1針縫う。

表面に見えるのは、この1針のみ。しかも髪の毛の中なので、目立つことはない。術後に糸が触る感触を訴える方がいるが、その糸は放置しておいて問題ない糸であり、ワプトスに使われた糸ではないので大丈夫。

今回の手術はダブルワプトスなので、このような糸が左右に2本づつ、計4本入った。


いよいよスタートです