<管理人の腹部脂肪吸引 2002年度 リメイク版>

「一ヶ月目ですが、まだ凹凸がすごいんです」
「横長のむくみがあります、これは治らないのでは」
「段差がすごいんです、ひざがぱんぱんです」
「2週間たちますが、まだつかめるんです、取りのこしではないでしょうか」
「仕上がりが不満です、一日も早く再手術がしたいんです」
「そけい部がもりあがって腫れています」

術後まもない方からのご相談メールで最も多いのが腹部。
長い人だと半年〜一年近く(あるいはそれ以上)もかかるとドクターに聞いたが、当時31歳の私でも4ヶ月かかった。

ちょっと生々しい画像も入ってしまうが、
「腹部の術後って大変なのね」ということを知っていただきたくこのページを作ってみた。

体験からいうと、完成といえるのは早くて3ヶ月後、と考えて欲しい。
「一ヶ月目ではおおまかに腫れが引き、痛みがなくなる。細くなっていくのは二ヶ月目から」
くらいに考えておいたほうが良いだろう。

腹部の手術に関して一番大事なのは、術後にきちんと体重を管理すること。
もっと細くなりたいのなら、体重を落とすこと。
これについては後でもう一度述べる。

手術を受けて間もない日は、まだむくみがたまっていないのでそれなりに細く見える。
しかし、数日たつとそこから一気に腫れてしまうので、後からパニックになる人も少なくない。


手術翌日、左の腰。
ぱんぱんに腫れていて、患部はかなりの熱があった。

右の腰。
右端に見えるテープ部分が食い込んでかぶれ、色素沈着を起こした。


これで3ヶ月目。
キレイに跡が消えるまで数年かかった。



こちらは私の腹部脂肪吸引後、23日目の画像。
押さえたとおりにぼこぼこになるので、腹部がそのままウエストニッパーの形をしている。


二ヶ月目の腹部のシワ。
脂肪を抜いた状態に皮膚が追いつかず、たるんとしていた。
皮膚が縮んでちょうど良い状態になるのに、あと2ヶ月かかった。
最近ではレーザーを用いた手術法があるので、痛みの軽減やたるみを防ぐという点でかなり改善されている。


他に体験談がたくさん投稿されているので、回復の過程を簡単に話すと・・

当日・・全身麻酔だったので、激しくトイレで嘔吐。帰り道も歩くのがやっと。

翌日・・布団から起き上がれず、人の手を借りた。笑うこと、くしゃみ、せき、いずれも覚悟が必要。

2日目・患部がむくみはじめた。体表が他人のような違和感。仕事に復帰したが、あまりの痛みにうずくまった。

1週間目・横断歩道をわたるとき、青だと一回立ち止まって次の青を待ったりする。

〜あまり変化がなかったので途中経過省略〜 かゆいかゆい。

23日目・前かがみで歩く癖がついてしまったため、お腹の皮が縮み気味で、皮が足りない感じがする。

1ヶ月目・姿勢が手術前とおなじくらいに良くなった。いまでも硬く、痛むところは背中の両サイド。腹部は強いマッサージにも耐えられるようになった。患部はお酒を飲むと硬く張る。

2ヶ月目・皮下のかゆみがときどき襲ってくるので、ボディスーツの上からばりばりとかく。入浴すると腹部に違和感が少々。

3ヶ月目・風呂上りにわずかに突っ張る程度。

4ヶ月目・おなかの感触が手術前と同じようにやわらかく、自然になった。ここでようやく「完成」と認識できた。


文頭で述べた”体重を管理すること”について。
あらゆるメール相談や、自身の体験から、これが最も重要であると私は考えている。
私の執刀医に聞いたところ、
「脂肪吸引でもっとも効果を感じにくいのは、非常に肥満されている方の腹部です」
ということだった。
内側からの内臓脂肪と外側の皮下脂肪のダブルなので、吸引してもその差がわかりにくいのだ。
術後にサイズアップしました、というご相談のほとんどが、体重が増えているケース。
仮にその報告がなくとも、まず体重増加を疑ってしまう。
たとえば便秘であったり、冷え性であったりといった体重増加になりやすい自分の体の傾向がつかめたら、まずはそこを改善する努力も必要だ。
脂肪吸引こそがすべて!と思い込む人ほど、術後の悩みも大きい。


吸引によって脂肪細胞を減らすことはできるが、今までどおり、あるいはそれ以上に食べていたら、もちろんサイズアップする。
「体重が増加したので脂肪吸引を受けた」という人で、「手術後の体重を全く気にしない人」にとっての脂肪吸引は、一時的なサイズダウンにしかならないのである。しかし、脂肪細胞そのものは少なくなっているので、がんばればきちんと吸引した箇所の細さが目立つ。
内臓脂肪を落とせばさらに効果が感じられるのである。


途中でブルーになってしまう方へ。

おなかが細くなるのは本当に実感しにくい。
3ヶ月後の日にちをカレンダーに書き込んで、そこからカウントダウンするなど、「楽になっていく」方向で考えると気が楽だと思う。
相談を受けていて「これは良くないなあ」、と思えるのは、「自分がいかに不幸で特別か」をアピールしてくる傾向のある人だ。
痛くて腫れてが当たり前なので、さらに思いつめて良いことはひとつもない。

ネットで自分が受けたクリニックや、ドクターの悪口探しに必死な人もいるが、
「誰にも悪口を言われていない美容外科医は、一度も手術をしたことがない人」だろう。
どんなに優れた手術結果でも、自分が思ったとおりにならなかった、というだけで悪くいう人もいるのだ。

悪い活字を探して目に入れてブルーになるようでは、ダウンタイムは何倍もつらいし、時間のたつのも遅くなる。


サイトには載せないでください、と断ってビフォーアフター画像を送ってくださる方もたくさんいる。 ありがたく拝見させていただいているが、こういう方ほど、「別人!!」 ぞろいなのだ。
吸引をきっかけに、自分の生活習慣や食事を見直しました、という前向きな方がほとんど。 運動や食事療法を組み入れて、きちんと努力し、しかもそれを楽しんでいるのが共通点。
かくいう私もすっかり健康オタクになり、3年半後の今も体操、整体、水泳、乗馬、ストレッチなど、あらゆる健康法に手を出している。
特にケアのいらないアゴや二の腕と違い、脂肪細胞が多く、内臓脂肪もある腹部は、それなりの心構えが必要なのである。

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